【ロデオクラフト】釣り具の全モデル比較|ロッドとルアーのおすすめはどれ?

  • ロデオクラフトはロッドもルアーも種類が多くて、どれを選べばいいかわからない
  • 999.9のウルフシリーズが色ごとに分かれている理由と、それぞれの違いを知りたい
  • エリアトラウトを始めるなら、ロデオクラフトのどのルアーからそろえるべき?

「ロデオクラフト」は千葉県千葉市に本社を置く釣り具メーカーで、管理釣り場(エリアトラウト)のトーナメントシーンで高い評価を得ている国内ブランドです。競技で結果を出したアングラー自身が設計に関わるロッドづくりと、登場から長い年月がたっても一軍で使われ続けるルアーの完成度に定評があります

エリアトラウトの道具は自分の腕前や通う釣り場に合わないモデルを選んでしまうと、キャストのしやすさやアタリの取りやすさ、その日の釣果にも影響します。1匹でも多く釣るためにも、ロデオクラフトの釣り具は各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です

この記事では、ロデオクラフトの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の釣り具を全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、ロデオクラフトのロッドやルアーが気になっている人はぜひチェックしてください。

目次

ロデオクラフトとはエリアトラウトに特化した釣り具ブランド

ロデオクラフトは、千葉県千葉市中央区に本社を置く日本の釣り具メーカーです。管理釣り場(エリアトラウト)のトーナメントシーンから生まれたブランドで、大会で結果を残したアングラーが自ら設計に関わる製品づくりを続けてきました。

釣り具業界では珍しく、ロデオクラフトは公式ホームページを持っていません。それでもエリアトラウトの世界では名前を知らない人がいないほど浸透しており、専門店の店頭とアングラー同士の口コミだけで評価が広がってきた、独特の立ち位置にあるブランドです。

情報発信を絞りながらここまで支持を集めてきた理由は、道具そのものの完成度です。登場から長い年月がたったノアやモカが今も一軍のワレットに残り続けている事実が、ロデオクラフトの製品寿命の長さを表しています

ロデオクラフトのブランドコンセプト

ロデオクラフトの製品づくりの軸は、競技の現場で勝つための道具という一点にあります。カタログスペックを埋めるための機能ではなく、実釣で足りないと感じた要素だけを形にしていく開発スタイルです。

トーナメントで実績を残したアングラーが設計に直接関わるため、1つのモデルに込められた狙いが非常に明確になります。スプーンのノアは広く探るため、クランクベイトのモカは見切られないため、というように、役割がはっきり分かれているのがロデオクラフトのルアーの並びです。

役割が明確だからこそ、使い手は「今の状況に足りないもの」を基準にルアーを入れ替えられます。何となく人気だから買うのではなく、釣り場で起きていることに合わせて道具を選ぶ考え方が身につく点も、ロデオクラフトを使う価値です。

ロデオクラフトの特徴・強み

ロデオクラフトの強みは、ロッドブランド「999.9(フォーナイン)」とルアーの両輪を自社で展開している点にあります。竿だけ、ルアーだけのメーカーではないため、タックル全体を同じ思想でそろえられます

ロッドは監修テスターごとにシリーズが分かれるという、他ブランドではあまり見ない体系です。同じ長さ・同じパワー表記でも監修者が違えば設計の狙いが違うため、自分の釣り方に近いテスターのシリーズから選ぶという独自の絞り込み方ができます。

スプーン1種類あたりのカラー数が非常に多いことも、ロデオクラフトが支持される理由です。さらに専門店ごとの限定カラーが加わるため、同じノアでも人と被らない色を持ち込めます

ロデオクラフトの評判と公式サイトがない理由

ロデオクラフトの評判を調べようとすると、まず公式ホームページが見つからないことに戸惑います。ドメインは登録されているものの実質的に稼働しておらず、メーカー自身が発信する製品カタログはWeb上に存在しません

そのため最新情報は、取扱店のオンラインショップや釣り専門メディア、テスターやショップのSNSで追う必要があります。新色や新型番の情報が一斉に出回らず、専門店の入荷告知が事実上の一次情報になっている状態です。

情報が集めにくい分、信頼できる取扱店を1軒見つけておくと選びやすさが大きく変わります。品ぞろえの多い専門店なら現行の型番とカラーがひと目でわかり、ロデオクラフトの釣り具を買い進めるうえでの基準です。

ロデオクラフトの機能とテクノロジー

ロデオクラフトのロッドとルアーには、シリーズをまたいで共通する設計思想があります。特にロッドの型番に付くサフィックスの読み方は、ロデオクラフトを選ぶうえで避けて通れない知識です

ロデオクラフトのロッドとルアーに共通する代表的な機能・設計思想は以下の6つです。

  • 999.9(フォーナイン)
  • ウルフシリーズ|監修テスター別に分かれるロッド体系
  • 型番サフィックス|-e / -TRZ / -K / AGS の読み方
  • ローアピール設計|スレたトラウトを獲るという発想
  • オーバーヘッドリップ|逆さリップのクランク構造
  • 豊富なカラーバリエーションとショップ限定カラー

999.9(フォーナイン)

999.9はロデオクラフトが展開するロッドブランドの名称で、純度99.99パーセントを想起させるネーミングが付けられています。日本製のハイエンドラインとして位置づけられた、エリアトラウト用ロッドの中核です。

999.9の設計は、1本で何でもこなす方向ではなく、用途を絞り込んだ専用設計を積み重ねる方向に振られています。放流魚を掛けるための調子、マイクロスプーンを操るための繊細さというように、狙いごとに型番を用意していく作り方です。

型番が細かく分かれているぶん、自分の釣り方が定まっているほど選びやすくなります。エリアトラウトを軸にしながらネイティブトラウトや他魚種向けの型番まで広がっており、釣りのスタイルが変わっても999.9の中で乗り換えられるのも利点です。

ウルフシリーズ|監修テスター別に分かれるロッド体系

ロデオクラフトのロッドは、ホワイトウルフやグレイウルフといった色名のシリーズに分かれています。色は単なるカラーバリエーションではなく、監修テスターごとの区分です。

ホワイトウルフは松本幸雄氏、グレイウルフは早乙女智啓氏、ブロンズウルフは福田和範氏というように、それぞれ別のトップアングラーが設計を監修しています。同じ6フィート台のULでも、監修者の釣り方が違えば曲がり方も掛け方も変わります

他ブランドのように上位・下位のグレードで並んでいないため、選ぶ基準は価格やランクではなく釣り方です。自分が目指すスタイルに近いテスターを1人決めてしまえば、ロデオクラフトの膨大な型番から一気に候補を絞り込めます

型番サフィックス|-e / -TRZ / -K / AGS の読み方

ロデオクラフトのロッドは、型番の末尾に付く記号でガイド仕様が判別できます。長さとパワーの表記だけを見て選ぶと、ラインとの相性で失敗しやすいのがエリアトラウト用ロッドです

-eはエステルライン専用のガイドセッティング、-TRZはトルザイトリングを採用したガイド、-KはKガイド、AGSはカーボン素材のガイドフレームを指します。ソリッドティップを備えた型番には-STが付き、穂先の材質までサフィックスで見分けられます

使うラインが先に決まっている場合は、サフィックスから逆にロッドを選ぶのが効率的です。エステルを主体にするなら-e、ナイロンやPEで幅広く使うならKガイドやトルザイト仕様というように、ロデオクラフトの型番は使い手の側から読み解けるようになっています。

ローアピール設計|スレたトラウトを獲るという発想

ロデオクラフトを語るうえで外せないのが、あえてアピールを抑えるという設計思想です。強い波動で魚を寄せる方向とは逆に、魚に気づかれても警戒されない領域を狙っています

クランクベイトのモカはタイトなハイピッチウォブリングで巻き感が軽く、スプーンのブラインドフランカーは微波動で水を押します。どちらも派手に動かないぶん、何度も見せられても魚が見切りにくいのが特徴です

管理釣り場は同じ魚が繰り返しルアーを見るため、アピールの強さがそのまま釣果につながるとは限りません。強いルアーで反応が止まった後の一手を用意できることが、ロデオクラフトのローアピール系を持っておく理由になります。

オーバーヘッドリップ|逆さリップのクランク構造

オーバーヘッドリップは、リップを上向きに取り付けたクランクベイトの構造で、ロデオクラフトではウッサに採用されています。一般的なクランクとは上下が逆転した、珍しい成り立ちのルアーです。

リップが上を向いているため、リールを巻くとルアーは潜らずに浮上します。ボディ自体はシンキングなので、止めれば沈み、巻けば上がるという動きを1つのルアーで作れます。魚から見たときのシルエットが小さくなる点も、通常のクランクとの違いです。

沈めてから巻き上げるという縦の使い方ができるため、レンジを刻んで魚の泳層を探れます。クランクベイトでありながらスプーンに近い感覚で扱えるのが、ロデオクラフトのウッサが独自の位置を占めている理由です。

豊富なカラーバリエーションとショップ限定カラー

ロデオクラフトのスプーンは、1つのモデルに対して数十色が用意されています。定番のノアやジキルはワレットを何枚並べても埋まらないほどの色数があり、カラー選択がそのまま釣果を左右するエリアトラウトでは大きな武器です

さらに取扱店ごとの限定カラーが加わります。専門店が自店の常連の釣り方に合わせて塗り分けたカラーが並ぶため、地域や釣り場の傾向に寄せた1枚を手に入れられるのがロデオクラフトならではの楽しみ方です

一方で、色数の多さは初心者が迷う原因にもなります。最初は地味系・派手系・白系の3方向をそろえるという決め方で十分機能し、通う釣り場で当たった色を少しずつ足していくのが現実的な進め方です。

ロデオクラフトの全モデルの種類を比較

ロデオクラフトの全モデルを、ロッド・スプーン・クランクベイト・アクセサリーの4カテゴリに分けて整理します。カテゴリごとに比較表とモデル詳細を順に紹介しますので、気になるカテゴリから読み進めてください。

ロッドは長く付き合う道具なので釣り方が固まってから、ルアーはノアとモカを起点に少しずつ広げるのが、ロデオクラフトの釣り具をそろえる基本の順番です

ロデオクラフトのロッド・ルアー・アクセサリーを含む全モデルを、以下の4カテゴリ別に比較します。

  • 999.9(フォーナイン)マイスターのロッドシリーズ
  • スプーン
  • クランクベイト・プラグ
  • ランディングネット・アクセサリー

999.9(フォーナイン)マイスターのロッドシリーズ

ロデオクラフトのロッドは、999.9マイスターという1つの傘の下に、監修テスターごとの「ウルフ」シリーズがぶら下がる構造です。公式なグレード格付けの表記は存在しないため、ここでは型番の充実度とシリーズの中核性を基準に並べ、監修者と得意な釣り方を比較できるようにしています。

スクロールできます
シリーズ名 監修テスター 型番数 主なガイド仕様 得意な釣り方/特徴
フォーナインマイスター 森田大 10以上 Kガイド/TRZ/AGS 幅広い釣り方に対応する中核
ホワイトウルフ 松本幸雄 14以上 エステル専用(-e)/TRZ/AGS ラインの適合号数のみ表記
グレイウルフ 早乙女智啓 6 TRZ/エステル専用(-e) ミディアム〜ライトソリッドを両立
ブロンズウルフ 福田和範 6 Kガイド/TRZ/エステル専用(-e) MH〜ULの幅広いパワー帯
イエローウルフ 佐野旦彬 5 エステル専用(-e)/ソリッドティップ(-ST) ボトム・マイクロスプーン志向
ゴールドウルフ 安塚壱也 3 SUL〜MLを3本でカバー
キメラ 狩野裕太/塩野充 4 エステル専用(-e)/グラス素材 3ピースとグラス素材モデルを含む
レッドウルフ 奥山直樹 2 ソリッドティップ(-ST) ML・Mのやや強めのパワー帯
ブルーウルフ 井野竜也 1 トルザイトリング(-TRZ) 軽量ルアー特化のスペシャリティ

フォーナインマイスター

フォーナインマイスターの製品画像

項目 内容
モデル名 フォーナインマイスター
監修テスター 森田大
型番数 10以上
主なガイド仕様 Kガイド/TRZ/AGS
特徴 59Hから70XULまでカバーする中核シリーズ

「フォーナインマイスター」は、ロデオクラフトのチーフデザイナーである森田大氏が監修する999.9の中核シリーズです。59Hから70XULまで幅広い型番を擁し、シリーズ全体でもっとも守備範囲が広く構成されています

Kガイド仕様、トルザイトリング仕様、AGS搭載モデルが同じシリーズ内に併存しており、同じ長さでもガイド違いで選び分けられるのが特徴です。CS601ULのような用途を絞った専用型番も用意されています。

ロデオクラフトのロッドを1本目に選ぶ人、幅広い釣り方を1シリーズの中で組み立てたい人におすすめです。

ホワイトウルフ

ホワイトウルフの製品画像

項目 内容
モデル名 ホワイトウルフ
監修テスター 松本幸雄
型番数 14以上
主なガイド仕様 エステル専用(-e)/TRZ/AGS
特徴 ラインの適合号数のみを表記する設計

「ホワイトウルフ」は、松本幸雄氏が監修するロデオクラフトのロッドシリーズで、現行のウルフシリーズの中でもっとも型番が充実しています。58ULから64H AGSまでが並び、専門店ごとの限定モデルも多数展開されています。

最大の特徴は、パワー表記ではなくラインの適合号数のみを表記する型番があることです。魚種や釣り方でロッドを縛らず、使うラインを基準に選ばせるという考え方が貫かれており、エステル専用ガイドの-eやトルザイト仕様も揃います。

使うラインが決まっているアングラー、状況ごとにロッドを細かく持ち替える中上級者におすすめのシリーズです。なお62UL-eは2024年に生産を終了しています

グレイウルフ

グレイウルフの製品画像

項目 内容
モデル名 グレイウルフ
監修テスター 早乙女智啓
型番数 6
主なガイド仕様 TRZ/エステル専用(-e)
特徴 ミディアム〜ライトソリッドを両立

「グレイウルフ」は、早乙女智啓氏が監修するロデオクラフトのロッドシリーズです。63M-TRZから61LSまでの型番で構成され、ミディアム寄りのパワー帯とライトソリッド系の両方をカバーしています

トルザイトリングを搭載した-TRZと、エステル専用ガイドの-eが並ぶ構成のため、組むラインシステムに合わせて無理なく選べます。強めの負荷がかかる釣りから、穂先で食い込ませる釣りまで振れ幅が広いシリーズです。

負荷のかかる釣り方と繊細な釣り方を1シリーズの中で行き来したいエリアトラウト愛好者におすすめです。

ブロンズウルフ

ブロンズウルフの製品画像

項目 内容
モデル名 ブロンズウルフ
監修テスター 福田和範
型番数 6
主なガイド仕様 Kガイド/TRZ/エステル専用(-e)
特徴 MH〜ULの幅広いパワー帯

「ブロンズウルフ」は福田和範氏が監修するシリーズで、59MH-Kから62UL-eまでをそろえています。MHからULまでパワー帯が大きく取られており、ロデオクラフトのウルフシリーズの中では対応範囲の広さが際立ちます

Kガイド、トルザイトリング、エステル専用ガイドという3種類のガイド仕様が同一シリーズ内に併存しているのも特徴です。同じ監修者の設計思想を保ったまま、ガイドの違いだけを比べられます。

強めのタックルからライトなタックルまで、振り感を揃えたまま複数本を組みたい人におすすめの選択肢です。

イエローウルフ

イエローウルフの製品画像

項目 内容
モデル名 イエローウルフ
監修テスター 佐野旦彬
型番数 5
主なガイド仕様 エステル専用(-e)/ソリッドティップ(-ST)
特徴 ボトム・マイクロスプーン志向

「イエローウルフ」は、佐野旦彬氏が監修するロデオクラフトのロッドシリーズです。61L-eや61UL-STといった型番が並び、ソリッドティップ仕様の-STを複数含んでいます。

511SUL-STのような超軽量域に振り切った型番があり、極小ルアーやマイクロスプーンを扱うための設計思想がはっきり読み取れます。穂先で触れるようなアタリを弾かず乗せられるのが、ソリッドティップを選ぶ意味です。

ボトム系やマイクロスプーンなど、繊細なアタリを取る釣りを主戦場にするアングラーにおすすめします。なお62Lは2022年に生産を終了しています

ゴールドウルフ

ゴールドウルフの製品画像

項目 内容
モデル名 ゴールドウルフ
監修テスター 安塚壱也
型番数 3
主なガイド仕様
特徴 SUL〜MLを3本でカバー

「ゴールドウルフ」は安塚壱也氏が監修する、ロデオクラフトのロッドシリーズの中でも型番を絞り込んだ構成です。613SUL、613L、633MLというラインナップで、SUL(スーパーウルトラライト)からMLまでを最小限の本数でカバーします

型番が少ないぶん、1本ごとの守備範囲が明確に切り分けられています。長さが6フィート1インチ〜6フィート3インチにまとめられており、持ち替えたときの振り感が大きく変わらないのも扱いやすい点です

本数を増やさずに軽・中・やや強の3段構えを作りたいエリアトラウト初心者〜中級者におすすめできます。

キメラ

キメラの製品画像

項目 内容
モデル名 キメラ
監修テスター 狩野裕太/塩野充
型番数 4
主なガイド仕様 エステル専用(-e)/グラス素材
特徴 3ピースとグラス素材モデルを含む

「キメラ」は狩野裕太氏が監修するロデオクラフトのロッドシリーズで、603L-e、62L+、61UL-eの型番に、塩野充氏が監修する派生モデルのキメラOver 61ML-eが加わります。

603L-eは3ピース構造で仕舞寸法が短く、電車や飛行機での釣行でも持ち運びに困りません。シリーズ内にはグラス素材を用いたモデルも含まれ、カーボン一辺倒ではない素材選択がキメラの個性になっています。

遠征や公共交通機関での釣行が多い人、クランクベイトの釣りでグラスの乗りを求める人におすすめのシリーズです。

レッドウルフ

レッドウルフの製品画像

項目 内容
モデル名 レッドウルフ
監修テスター 奥山直樹
型番数 2
主なガイド仕様 ソリッドティップ(-ST)
特徴 ML・Mのやや強めのパワー帯

「レッドウルフ」は、奥山直樹氏が監修するロデオクラフトのロッドシリーズです。61ML-STと62Mという構成で、ウルフシリーズの中ではやや強めのパワー帯に振られています。

61ML-STはソリッドティップを備えており、パワーを確保しながら食い込みを損なわない設計です。62Mはシリーズ中でも強い部類に入り、重めのルアーを投げても手元が負けません

大型トラウトが放流される釣り場に通う人や、重量級のスプーンを多用する釣りにおすすめの2型番です。

ブルーウルフ

ブルーウルフの製品画像

項目 内容
モデル名 ブルーウルフ
監修テスター 井野竜也
型番数 1
主なガイド仕様 トルザイトリング(-TRZ)
特徴 軽量ルアー特化のスペシャリティ

「ブルーウルフ」は井野竜也氏が監修するロデオクラフトのロッドシリーズで、現行は613UL-TRZのみというスペシャリティな構成です。

トルザイトリングガイドを搭載したULクラスで、軽量ルアーの操作性とラインの滑りを両立させたセッティングになっています。細いラインで軽いスプーンを引く釣りに焦点が合わせられており、ロッド1本の性格が非常に明確です。

用途が定まっていて、この型番を指名買いしたいアングラーにおすすめします。汎用性を求めて1本目に選ぶ性格のロッドではありません

スプーン

ロデオクラフトのスプーンは、アピール量の階段で組み立てられているのが特徴です。ここでは強いものから弱いもの、そして特殊な役割を持つものへという順で並べ、釣り場でのローテーションの組み方が見えるように比較します。

スクロールできます
モデル名 プロデューサー アピール傾向 シルエット/タイプ 得意な場面
ノア(NOA) 森田大 高アピール 標準〜大型シルエット パイロットルアーとしての広範囲サーチ
ジキル(JEKYLL) 福田和範 低〜中アピール(誘い時に強まる) 細身シルエット ピンポイント攻略
ブラインドフランカー(BF) 松本幸雄 低アピール(微波動) マイクロスプーン ハイプレッシャー対策
チャチャ(CHA2) 中アピール フォール姿勢重視 フォールでの誘い
キューム(QM) 中アピール 中量級スプーン 表層〜ボトムの巻き全般
シャドウアタッカー 中〜強アピール(可変) ヘビー級スプーン 遠投・広範囲サーチ
ハイド(HYDE) 高アピール スモールシルエット ハイプレッシャー時の小型高アピール

ノア(NOA)

ノア(NOA)の製品画像

項目 内容
モデル名 ノア(NOA)
プロデューサー 森田大
アピール傾向 高アピール
シルエット/タイプ 標準〜大型シルエット
得意な場面 パイロットルアーとしての広範囲サーチ

「ノア(NOA)」は、森田大氏がプロデュースしたロデオクラフトの看板スプーンです。リトリーブ中の姿勢が崩れにくく、初めて入る釣り場で状況を探るパイロットルアーとして真っ先に投げられています

ノアBOSS、ノアB、無印ノア、ノアS、ノアJr.、ノアL、ノアMという派生があり、最大5.5gのBOSSから小型のJr.までアピール量を段階的に落としていけます。無印は1.5g、1.8g、2.1gの3ウェイト、Jr.は0.9g〜1.4gの展開です。

中活性以上の状況で強さを発揮するタイプなので、放流直後や朝いちばんの時間帯で力を発揮します。

エリアトラウトを始める人が最初にそろえる1シリーズとしておすすめで、上級者のワレットからも外れない万能型のスプーンです

ジキル(JEKYLL)

ジキル(JEKYLL)の製品画像

項目 内容
モデル名 ジキル(JEKYLL)
プロデューサー 福田和範
アピール傾向 低〜中アピール(誘い時に強まる)
シルエット/タイプ 細身シルエット
得意な場面 ピンポイント攻略

「ジキル(JEKYLL)」は、ノアと対をなす細身シルエットのスプーンです。広い範囲を塗りつぶすノアに対し、ジキルは狙った一点を撃ち抜く役割を与えられており、ロデオクラフトのスプーン体系の中では対極に置かれています

ウェイトは無印が1.8g、ジキルBが3.4g、ジキルSが1.1g、ジキルJr.が1.1g・0.9g・0.7gという展開です。タダ巻きではロール系の落ち着いたアクションにとどまり、ロッドワークで誘いを入れるとバイトが出やすくなります

ノアで反応が止まったとき、シルエットを細くして口を使わせたい場面におすすめのスプーンです。

ブラインドフランカー(BF)

ブラインドフランカー(BF)の製品画像

項目 内容
モデル名 ブラインドフランカー(BF)
プロデューサー 松本幸雄
アピール傾向 低アピール(微波動)
シルエット/タイプ マイクロスプーン
得意な場面 ハイプレッシャー対策

「ブラインドフランカー(BF)」は、松本幸雄氏がプロデュースしたロデオクラフトのマイクロスプーンで、ローアピール・ローインパクトを突き詰めた設計です。ウェイトは0.4g〜1.4gという軽量域に特化しています。

微波動でスレたトラウトの警戒心を刺激せずに近づけるのが持ち味で、強いルアーを見飽きた魚に対して有効です。軽いぶん飛距離は出にくく、風が強い日には扱いにくさが出ます

人の多い人気エリアや、放流が落ち着いた後の時間帯を攻略したいアングラーにおすすめの1枚です。

チャチャ(CHA2)

チャチャ(CHA2)の製品画像

項目 内容
モデル名 チャチャ(CHA2)
プロデューサー
アピール傾向 中アピール
シルエット/タイプ フォール姿勢重視
得意な場面 フォールでの誘い

「チャチャ(CHA2)」は、フォール姿勢の良さに定評があるロデオクラフトのスプーンです。巻きだけでなく落とし込みでも魚に見せられるため、レンジを下げながら誘う釣り方に対応します。小型のCHA2 Jr.には0.9gの設定があります。

ノアJr.やブラインドフランカーで反応が出ない魚に対して、フォールという別の動きで口を使わせるのがチャチャの役割です。横の動きに反応しない魚が、落ちる動きには反射的に出てくることは珍しくありません。

巻きの釣りが手詰まりになったときの引き出しを増やしたい人におすすめします。

キューム(QM)

キューム(QM)の製品画像

項目 内容
モデル名 キューム(QM)
プロデューサー
アピール傾向 中アピール
シルエット/タイプ 中量級スプーン
得意な場面 表層〜ボトムの巻き全般

「キューム(QM)」は、2.8gと3.3gという中量級のウェイトで展開されるロデオクラフトのスプーンです。ブレの少ないロールアクションが持ち味で、癖がなく巻きスピードを選ばない扱いやすさがあります。

ウェイトの割に浮き上がりが早いため表層も守備範囲に入り、ボトムからの巻き上げや巻き下げといった応用にも対応します。放流直後に沖へ散った魚から、低活性で動かない魚まで幅広くマッチする1枚です

第一投で広く状況を探りたい人、1枚で表層からボトムまで通したいエリアトラウト中級者におすすめします。

シャドウアタッカー

シャドウアタッカーの製品画像

項目 内容
モデル名 シャドウアタッカー
プロデューサー
アピール傾向 中〜強アピール(可変)
シルエット/タイプ ヘビー級スプーン
得意な場面 遠投・広範囲サーチ

「シャドウアタッカー」は、3.0gと4.0gを中心としたロデオクラフトのヘビー寄りスプーンで、小型版のシャドウアタッカーJr.も用意されています。重量があるぶん風を切って飛び、対岸寄りの魚まで届く飛距離が持ち味です。

スナップを掛ける位置によってアピール量を変えられるのが構造上の特徴です。強い動きで広範囲に効かせることも、振動を抑えたおとなしい動きに寄せることもでき、1枚で性格を切り替えられます

風の強い日や広い釣り場で飛距離を稼ぎたい場面、活性の高い魚を効率よく拾いたい場面におすすめのスプーンです。

ハイド(HYDE)

ハイド(HYDE)の製品画像

項目 内容
モデル名 ハイド(HYDE)
プロデューサー
アピール傾向 高アピール
シルエット/タイプ スモールシルエット
得意な場面 ハイプレッシャー時の小型高アピール

「ハイド(HYDE)」は、0.7gという小ささで強い水押しを生む、スモールシルエット・ハイアピールを両立させたロデオクラフトのスプーンです。小さくすると弱くなるという常識をあえて外した設計になっています。

レギュラーサイズのルアーには警戒しているものの、強いアクションには反応する魚を獲るための1枚です。ブラインドフランカーとは正反対の性格を持ち、この2枚を使い分けるとハイプレッシャー時の攻略幅が大きく広がります

小さいルアーしか食わないが弱すぎると気づいてもらえない、という難しい状況を打開したい中上級者におすすめです。

クランクベイト・プラグ

ロデオクラフトのクランクベイトは、スプーンで反応が止まったときに入れ替えるプラグ群です。アピールを抑えた設計のモデルと、構造そのものが独特なモデルの2系統に分かれており、それぞれ果たす役割が違います。

スクロールできます
モデル名 浮力区分 構造上の特徴 アピール傾向 得意な場面
モカ(MOCA) フローティング/スローシンキング タイトなハイピッチウォブリング 抑えたアピール 反応が止まった魚への切り替え
ウッサ(USSA) シンキング/エクストラシンキング オーバーヘッドリップで巻くと浮上 ウォブリング主体の強めアピール レンジを縦に刻む釣り
モカロン(MOCARON) スローシンキング モカの派生プラグ 中程度 微妙なレンジ・スピードを埋める

モカ(MOCA)

モカ(MOCA)の製品画像

項目 内容
モデル名 モカ(MOCA)
浮力区分 フローティング/スローシンキング
構造上の特徴 タイトなハイピッチウォブリング
アピール傾向 抑えたアピール
得意な場面 反応が止まった魚への切り替え

「モカ(MOCA)」は、森田大氏が生み出したロデオクラフトの代表的なクランクベイトです。強い波動が主流だったエリアクランクの世界で、抑えたタイトなハイピッチウォブリングという逆の方向に振り切り、その後のエリアトラウトの流れを変えました

型番はSR(シャローレンジ)とDR(ディープレンジ)というレンジ区分に、F(フローティング)、FII、SS(スローシンキング)という浮力区分を掛け合わせて枝分かれします。SSは30mmで2.3gという設定で、さらに小型のプチモカが1.1g、ファットモカJr.が1.5g〜1.6gで展開されます。

巻き感はクランクベイトとしてはかなり軽く、スプーンを引いている感覚に近いのがモカの特徴です。慣れないうちは動いているかどうか不安になりますが、その控えめさが見切られにくさにつながります

スプーンに反応しなくなった魚へ切り替える1手として、エリアトラウトを本格的に始める人におすすめのシリーズです。

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ウッサ(USSA)

ウッサ(USSA)の製品画像

項目 内容
モデル名 ウッサ(USSA)
浮力区分 シンキング/エクストラシンキング
構造上の特徴 オーバーヘッドリップで巻くと浮上
アピール傾向 ウォブリング主体の強めアピール
得意な場面 レンジを縦に刻む釣り

「ウッサ(USSA)」は、リップを上向きに取り付けたオーバーヘッドリップ構造を持つ、ロデオクラフトの異色のクランクベイトです。サイズは30mmで2.7gに設定されています。

ボディはシンキングなのに、リールを巻くと浮上するという逆の挙動が生まれるのがウッサの個性です。S(シンキング)とXS(エクストラシンキング)の2タイプがあり、XSは基本的にラトル入りで、ノンラトル版にはNRの表記が付きます。ローリングよりウォブリングが強く、魚よりも虫に近い動きになる点も反応を引き出す要因です。

沈めてから巻き上げる、レンジをキープする、ボトムを叩くといった縦方向の使い方ができ、クランクベイトでありながらスプーンに近い感覚で扱えます

ボトムから表層まで泳層を刻んで探る釣りを覚えたいアングラーにおすすめのプラグです。

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モカロン(MOCARON)

モカロン(MOCARON)の製品画像

項目 内容
モデル名 モカロン(MOCARON)
浮力区分 スローシンキング
構造上の特徴 モカの派生プラグ
アピール傾向 中程度
得意な場面 微妙なレンジ・スピードを埋める

「モカロン(MOCARON)」は、モカの名前を冠したロデオクラフトの派生プラグで、スローシンキング設定になっています。ゆっくりとしたリトリーブから、やや速めの巻きまで幅広いスピードレンジに対応します

ロッドポジションとリトリーブスピードの組み合わせでレンジを作り分ける使い方が想定されており、モカとは別の間合いを持たせた設計です。同じ系統の名前を持ちながら、狙う泳層と巻きスピードの帯がずれているため、2つを併用する意味が出ます

モカでは合わない微妙なレンジやスピードを埋めたい、引き出しを増やしたい人におすすめのプラグです。

ランディングネット・アクセサリー

ロデオクラフトはルアーとロッドだけでなく、釣り場での取り回しを良くする道具にも力を入れています。特にランディングネットとロッドスタンドは、他ブランドのタックルを使うアングラーからも指名買いされる定番です

スクロールできます
モデル名 タイプ 主なバリエーション 特徴 対象ユーザー
ラバーランディングネット ランディングネット RC EXラージ/トーナメント・カーボンラバー ラバーネット+カーボンシャフト対応 C&R前提で丁寧に扱いたい人
ロッドスタンド・ランチャー 釣り場設営アクセサリー スーパーカスタムロッドスタンド/ランチャー/RCランチャーホルダー ロッド・ルアー交換の動線を短縮 複数ロッドを持ち込む中上級者
ワレット・ケース類 収納アクセサリー スプーンワレット/RCグラスケース/RCインナーハッチ21 色・ウェイト順の収納設計 スプーン管理に困っている人

ラバーランディングネット

ラバーランディングネットの製品画像

項目 内容
モデル名 ラバーランディングネット
タイプ ランディングネット
主なバリエーション RC EXラージ/トーナメント・カーボンラバー
特徴 ラバーネット+カーボンシャフト対応
対象ユーザー C&R前提で丁寧に扱いたい人

「ラバーランディングネット」は、トラウトの体表へのダメージを抑えるラバーネットを採用したロデオクラフトのネットです。RC EXラージやトーナメント・カーボンラバーランディングネットなど、フレームサイズの異なるモデルが展開されています。

カーボンシャフトを組み合わせられる点も構造上の利点で、シャフト長を釣り場の足場の高さに合わせて選べるのが便利です。軽さと剛性のバランスが取れており、片手でぶら下げたまま長時間釣り歩いても負担が出にくく仕上げられています

キャッチ&リリースが前提の管理釣り場に通う人、魚を丁寧に扱いたい人におすすめの装備です。

ロッドスタンド・ランチャー

ロッドスタンド・ランチャーの製品画像

項目 内容
モデル名 ロッドスタンド・ランチャー
タイプ 釣り場設営アクセサリー
主なバリエーション スーパーカスタムロッドスタンド/ランチャー/RCランチャーホルダー
特徴 ロッド・ルアー交換の動線を短縮
対象ユーザー 複数ロッドを持ち込む中上級者

「ロッドスタンド・ランチャー」は、釣り座に立てて使うロッドスタンドと、ルアーを掛けておくランチャーを組み合わせるロデオクラフトのシステムです。スーパーカスタムロッドスタンドやスーパーカスタムランチャー、RCランチャーホルダーなどで構成されます。

複数のロッドを持ち込んで頻繁に持ち替えるエリアトラウトのスタイルに合わせて設計されており、ルアー交換とロッド交換の動線が短くなるのが最大の利点です。持ち運び用のRCカスタムロッドスタンドバッグも用意されています。

タックルを複数本持ち込む中上級者や、大会に出るアングラーにおすすめしたい釣り場装備です。

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ワレット・ケース類

ワレット・ケース類の製品画像

項目 内容
モデル名 ワレット・ケース類
タイプ 収納アクセサリー
主なバリエーション スプーンワレット/RCグラスケース/RCインナーハッチ21
特徴 色・ウェイト順の収納設計
対象ユーザー スプーン管理に困っている人

「ワレット・ケース類」は、スプーンを整理して持ち歩くためのロデオクラフトの収納アクセサリーです。スプーンワレット、RCグラスケース、RCインナーハッチ21など、収めるルアーの種類に応じた製品が展開されています。

カラー数が非常に多いロデオクラフトのスプーンを、色順・ウェイト順に並べて瞬時に取り出せるようにする収納設計が特徴です。ローテーションの速さがそのまま釣果に直結するエリアトラウトでは、収納も釣りの実力の一部になります

スプーンが増えて管理に困っている人、釣り場でのルアー交換をもっと速くしたい人におすすめの1点です。

まとめ|ロデオクラフトの釣り具選びのポイント

この記事では、ロデオクラフトの特徴と独自の設計思想を解説し、ロッド・スプーン・クランクベイト・アクセサリーの全モデルを比較しました。ロッドは999.9マイスターという傘の下に監修テスター別のウルフシリーズが並ぶ構造、ルアーはアピール量の階段で組み立てられた構造になっています。

選び方の軸は大きく3つです。ロッドは長さやパワーより先に自分の釣り方に近い監修テスターでシリーズを絞り、次に使うラインからサフィックスを決めます。ルアーは強いノアと抑えたモカを起点に、反応が止まったときの逃げ道としてジキルやブラインドフランカーを足していくのが遠回りのない進め方です。

公式ホームページを持たないブランドなので、最新の型番やカラーは信頼できる取扱店で確かめるのが確実です。まずはノアとモカを1枚ずつ手に入れて、ロデオクラフトの釣り具が支持されている理由を釣り場で確かめてみてください。この記事が、自分に合う1本・1枚を見つける参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころから釣りを楽しんできた経験から、複数ブランドのロッドやリールなどのタックルを実際に購入して使い比べてきました。各アイテムの機能や選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『釣りナビ』を運営しています。

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