【deps】ロッド全種類を徹底比較|サイドワインダーの違いとおすすめを解説

  • depsのロッドはシリーズが多くて、どれを選べばいいかわからない
  • サイドワインダーとヒュージカスタムは何がどう違うのか知りたい
  • 自分の釣りスタイルに合うdepsのロッドを見つけたい

deps(デプス)は「BIG BASS HUNTING」を掲げ、掛けた大物を確実に獲るためのパワーとトルクに徹底的にこだわる日本のロッド(釣り竿)ブランドです。大きく「サイドワインダー系(バスフィッシング)」「ヒュージカスタム系(怪魚・ビッグゲーム)」「琵琶湖特化系」の3カテゴリーのロッドを展開し、用途に合わせて選ぶことができます。

ロッドは用途に合わないモデルを選んでしまうと、本来のパワーを引き出せず、狙った魚を獲りきれない場面が増えてしまいます

この記事では、depsのロッドの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、全シリーズの違いを比較します。バス・怪魚・琵琶湖特化までスタイル別に整理しますので、deps(デプス)のロッド選びで迷っている人はぜひ参考にしてください。

目次

deps(デプス)とはビッグバスハンティングに特化した釣り竿ブランド

deps(デプス)は1996年に奥村和正氏が創業した日本のフィッシングブランドで、「デカいバスを獲る」ことに徹底的にこだわるビッグバスハンティングのパイオニアです。ルアーからロッドまで、すべてのプロダクトが大物との真っ向勝負を前提に設計されています

ここでは、depsがどんなブランドなのかを、コンセプト・歴史・ロッドの強みの3つの切り口から紹介します。

depsのブランドコンセプト

depsが掲げるテーマは「BIG BASS HUNTING」、つまり大物を狙って確実に仕留めることです。掛けた魚に主導権を渡さず、強引にでも獲りきるための”パワーとトルク”を最優先する姿勢が、ブランド全体を貫いています

その思想は、飾りを削ぎ落とした武骨なディテールにも表れています。見た目の華やかさよりも、フッキングからランディングまでを支える剛性とパワーを優先したつくりが、depsのロッドの第一印象です

掲げているのは、使い手の技量を最大限に引き出すハイポテンシャル設計です。やさしさに寄せた万能ロッドではなく、本気で大物を獲りにいくアングラーの相棒として性能を磨き込んでいる点が、depsの一貫した価値観といえます

depsの歴史・創業背景

奥村和正氏が1996年にdepsを立ち上げ、翌1997年には初のルアー「B-Custom(ビーカスタム)」を世に送り出しました。創業まもないブランドながら、ものづくりへのこだわりは当初から際立っていました

転機となったのは1998年です。今江克隆プロが「B-Custom」を駆ってJBスーパーバスクラシックを制したことで、depsの名は一気に全国のバスアングラーへ広まりました。実戦のトーナメントで結果を出したことが、ブランドの信頼につながっています

その後もdepsは「スライドスイマー」をはじめとするビッグベイトの分野で先駆者となり、大型ルアーで大物を獲る釣りの文化そのものを牽引してきました。ロッド開発の背景にも、こうしたビッグベイトゲームの蓄積が色濃く反映されています。

depsのロッドの特徴・強み

depsのロッドは、ビッグベイトからフィネスの繊細な釣り、さらには海外の怪魚やソルトの大型魚まで対応する、間口の広いラインナップを誇ります。1つの釣りに偏らず、パワーゲーム全般を網羅している点が大きな強みです

幅広いラインナップでありながら、どのシリーズも”掛けたら獲る”というパワーゲーム志向で貫かれています。軽さや扱いやすさを最優先する一般的なロッドとは設計の出発点が異なり、大物とのファイトで負けない強さを土台に置いています

そのため、デカバス狙いはもちろん、記録級の怪魚やオフショアの大型魚に挑むアングラーまで、それぞれの本気にdepsのロッドが応えてくれます

depsの機能とテクノロジー

ここでは、depsのロッドを支える独自テクノロジーを厳選して解説します。各シリーズに共通して採用される素材やパーツ設計の考え方を知ることで、なぜdepsのロッドが大物に強いのかが見えてきます。ブランク素材・接合パーツ・ガイド・携行設計まで、ブランドの強みが伝わる範囲で順に紹介します。

depsのロッドを大物攻略に強くする主な機能・テクノロジーは以下の5つです。

  • ハイモジュラス・グラファイトコンポジットブランクス
  • カーボンコネクター
  • マシンカット・グリップエンドバランサー
  • Fujiチタンフレームガイドシステム
  • マルチピース・パックロッド設計

ハイモジュラス・グラファイトコンポジットブランクス

depsのロッドの中核にあるのが、弾性率の異なるカーボンを重ね合わせたコンポジットブランクス(複数素材を組み合わせた竿本体)です。24t・30t・40tといった硬さの違うカーボン(数値が大きいほど高弾性で張りが強い)を適材適所で配置し、1本のブランクをつくり上げます。

高弾性カーボンでシャープな張りと操作性を出しつつ、中弾性カーボンでパワーと粘りを補うのが基本的な考え方です。depsはモデルごとにテーパー(竿先から手元への太さの変化)を作り分け、用途に応じた最適な曲がりを設計しています

おかげで、掛けた大物を強引に浮かせるパワーと、ルアーを精密に操る感度を1本のロッドで両立できます。大型魚相手でも主導権を握れるのは、depsのブランク設計があってこそです。

カーボンコネクター

カーボンコネクターは、ブランクとリールシート(リールを固定する部分)の接合部にdepsが内蔵する独自パーツです。一般的なロッドで弱点になりやすい継ぎ目を、構造から見直しています

金属パーツに頼らずカーボンで接合部の剛性を高めることで、魚やボトムの情報を減衰させずに手元へ届けます。depsはこの仕組みによって、振動伝達能力を飛躍的に向上させました

結果として、わずかなアタリやボトムのわずかな変化まで察知でき、フッキングの力もロスなく魚へ伝わります。感度とパワーを同時に底上げするのが、カーボンコネクターの役割です

マシンカット・グリップエンドバランサー

グリップエンド(竿尻)にdepsが搭載するのが、アルミ削り出しのマシンカット・グリップエンドバランサーです。小さなパーツながら、ロッドの使い心地を大きく左右します

役割は2つあります。アンテナのように振動を増幅して感度を高める機能と、ロッド全体の重量バランスを整えるカウンターウェイト機能を、1つのパーツで兼ね備えています

そのため、重いビッグベイトを背負っても先重りが抑えられ、長時間の釣りでも腕が疲れにくくなります。手元で感じ取れる情報量も増え、depsらしい操作性の良さにつながっています。

Fujiチタンフレームガイドシステム

ラインを通すガイドには、depsの多くのロッドがFuji製チタンフレームを採用しています。軽量で錆びにくいチタンは、ハードに使う大物狙いのロッドと好相性です

ダブルフット・チタンフレームSiCガイドや、より軽量なT-LNSGガイドを使い分け、高剛性と軽量化を高い次元で両立させています。高負荷モデルではガイドをスパイラルにセッティングし、ブランクの捻れによるパワーロスを抑える工夫も加えています。

ライントラブルを抑えながら、キャストの飛距離と精度、そして感度を引き上げてくれるのがガイドシステムの利点です。軽さは取り回しの良さにも直結し、1日中振り続ける釣りを支えます。

マルチピース・パックロッド設計

ヒュージカスタム ジェノマやビッグゲームシリーズに見られるのが、ロッドを複数の節に分割するマルチピース・パックロッド設計です。フィールドに合わせたレングスと複数ピース化を両立させています。

depsは専用のジョイント機構によって、分割しても継ぎ目の剛性を保ち、1ピースに迫る曲がりとパワーを実現します。モデルによってはスーツケースに収まるサイズまで仕舞えるため、携行性が格段に高まります。

飛行機での移動を伴う海外遠征や、移動の多い釣行でも、性能を犠牲にせず持ち運べるのが大きなメリットです。世界の怪魚を狙う釣りに、depsが本気で向き合っている証といえます。

depsのロッド全種類を比較

ここからは、depsのロッドの全種類をシリーズごとの違いがわかるように比較します。多彩なdepsのロッドは、大きく「サイドワインダー系(バスフィッシング)」「ヒュージカスタム系(怪魚・ビッグゲーム)」「琵琶湖特化系」の3カテゴリーに分けられます。

グループ化形式で整理するため、各カテゴリーの比較表を示したあと、配下シリーズの詳細を順に紹介します。自分の狙う魚と釣り方に合うシリーズを見つける手がかりにしてください。

depsのロッドは釣りのスタイルや対象魚に応じて以下の3カテゴリーに分かれます。

  • サイドワインダーシリーズ(バスフィッシング)
  • ヒュージカスタムシリーズ(怪魚・ビッグゲーム)
  • 琵琶湖特化のスペシャルシリーズ

サイドワインダーシリーズ(バスフィッシング)

サイドワインダーは、depsの看板であるバス用カスタムロッド群です。「ビッグバスを狙い、掛けたら獲る」という思想を体現し、ベイトからスピニング、繊細なフィネスまでをカバーします。ジャイアントベイト特化のベイトキャスティングモデル、主力のグレートパフォーマー、パワード・スピニング、ライトリグ専用のウルトラフィネスを掲載しています。比較表のあと、各シリーズの詳細を紹介します。

シリーズ名種別コンセプトレングス範囲パワーレンジモデル数
ベイトキャスティングモデルベイトジャイアントベイト特化6’6″〜8’3″X-H〜超弩級8機種
グレートパフォーマーベイト多彩ストロングスタイル6’4″〜9’6″MH〜XX-Heavy13機種
スピニングモデルスピニングパワード・スピニング6’0″〜8’2″ML〜MH6機種
ウルトラフィネススピニングライトリグ特化6’3″〜6’6″Light3機種

サイドワインダー ベイトキャスティングモデル

サイドワインダー ベイトキャスティングモデルの製品画像

モデル名型番レングスパワールアーウェイト
ストロングマインドHGC-83∞R8’3″∞(超弩級)〜2kg
ドムドライバーSEHGC-80XR/SE8’0″X-Heavy1/2〜4oz
ドムドライバーHGC-80XR8’0″X-Heavy1/2〜4oz
ストロングジャークHGC-71XXX7’1″XXX-Heavy〜1.5kg
バレットショットHGC-70HF7’0″Heavy3/16〜3/4oz
ヴェノムファングHGC-66XF6’6″X-Heavy1/2〜1oz
エム・ブロー(グラス)TGC-76HRF7’6″Heavy3/8〜2.5oz
ソリッドセッター(グラス)TGC-66MHR6’6″Medium Heavy3/16〜5/8oz

サイドワインダー ベイトキャスティングモデルは、ジャイアントベイト(数百グラム〜キロ単位の超大型ルアー)を操ることに特化した、シリーズ最強クラスのパワーロッド群です。サイドワインダーが掲げる「掛けたら獲る」を、もっとも極端なかたちで突き詰めたモデル群といえます。

ブランクには30t+40tグラファイトのコンポジット構造を採用し、カーボンコネクターやFuji TCSリールシートを組み合わせています。超重量級ルアーを背負っても破綻しないパワーと、手元まで鋭く伝わる振動伝達性能を両立させました。

最大2kgクラスのジャイアントベイトを意のままに動かし、デカバスを正面から獲りにいく場面で本領を発揮します。重いルアーをフルキャストしても、ブランクが力を受け止めてくれる安心感があります

ラインナップは「ストロングマインド」(8’3″)や「ドムドライバー」といったグラファイトモデルに、ムービングルアー向けのグラスコンポジット「エム・ブロー」「ソリッドセッター」を加えた構成です。ビッグベイトやジャイアントベイトでデカバスを狙い撃ちたいアングラーにこそ手に取ってほしいサイドワインダーです。

サイドワインダー グレートパフォーマー

サイドワインダー グレートパフォーマーの製品画像

モデル名型番レングスパワールアーウェイト
グングニルHGC-962HR/GP9’6″Heavy3/8〜5oz
ボアコンストリクターHGC-77XS/GP7’7″X-Heavy3/8〜2oz
スラップショットHGC-76XX/GP7’6″XX-Heavy1/2〜1.5oz
ソレノグリフHGC-76XRF[T]/GP7’6″X-Heavy1/2〜1.75oz
スーパーボーダーHGC-70XF/GP7’0″X-Heavy1/2〜1oz
バレットショットHGC-70HF/GP7’0″Heavy3/16〜3/4oz
ブッシュバイパーHGC-70XS/GP7’0″X-Heavy1/4〜2oz
フェルデランス(グラス)TGC-70HR/GP7’0″Heavy3/8〜2.5oz
バーディックHGC-610MLXF/GP6’10”ML X.Fast1/16〜7/8oz
アウトクロスHGC-67XR/GP6’7″X-Heavy3/8〜1oz
スペックルレーサーHGC-65HF/GP6’5″Heavy3/16〜3/4oz
ハザードマスターHGC-65HR/GP6’5″Heavy3/16〜5/8oz
コンストリクターHGC-64XS/GP6’4″X-Heavy1/4〜1oz

1999年に登場したサイドワインダーを、2011年に再構築したのがグレートパフォーマーです。「変わらない本質、揺るぎない性能」をテーマに、デカバスハンティング専用のスペックを受け継いだ、depsの主力ベイトキャスティングシリーズに位置づけられます

ブランクには24tや40tカーボンを組み合わせ、モデルごとにテーパーを最適化しています。軽量なFuji T-LNSGガイドやPOMレジン製フロントグリップを採用し、シャープな切れ味と高い剛性を両立させた仕上がりです。高負荷モデルでは超小口径ガイドのスパイラルセッティングで捻れも抑えています。

ヘビースピナーベイトのスローローリングやラバージグのスイミング、パンチングからビッグベイトまで、多彩なストロングスタイルを1シリーズでカバーします。フィールドや釣り方に合わせて1本を選び込める懐の深さが魅力です。

ラインナップは、ロングレングスの「グングニル」(9’6″)やスイムベイト向きの「ボアコンストリクター」、カバー撃ちの「ブッシュバイパー」、グラスの「フェルデランス」まで幅広く揃います。バスを本気で狙うアングラーがメインロッドを探すなら、まず候補に挙がるサイドワインダーです。

サイドワインダー スピニングモデル

サイドワインダー スピニングモデルの製品画像

モデル名型番レングスパワールアーウェイト
リンガルスHGCS-822MR8’2″Medium1/8〜1/2oz
ルードバイパーHGCS-72MHRF7’2″Medium Heavy1/16〜3/4oz
ブームスラングHGCS-68MHR6’8″Medium Heavy3/16〜1/2oz
レーザーウィッパーHGCS-65MLR6’5″Medium Light1/32〜3/16oz
エッジマスターHGCS-63MHX6’3″Medium Heavy3/16〜3/8oz
デスブローHGCS-60MHF6’0″Medium Heavy3/16〜1/2oz

サイドワインダー スピニングモデルは、従来のフィネス概念を覆す「パワード・スピニング」を掲げたシリーズです。depsは「フィネスロッドではない」と明言しており、掛けることと獲ることだけを重視した、スティフでパワフルなブランクに振り切っています

スティフなブランク設計によって、大型バスを確実にフッキングし、強引にコントロールできる点が最大の特徴です。60cmを超えるモンスターとも対等に渡り合えるスピニングロッドという発想が、depsならではといえます。

ノーシンカーやライトジグヘッドといった繊細なリグから、中型スイムベイトやビッグワームまで対応します。スピニングタックルの取り回しの良さを保ちつつ、ヘビーな釣りにも踏み込めるのが強みです

ラインナップは、ロングレングスの「リンガルス」(8’2″)から、扱いやすい「デスブロー」(6’0″)までを揃えています。スピニングでありながら大物に強い1本を求めるアングラーに向く、攻めのサイドワインダーです。

サイドワインダー ウルトラフィネス

サイドワインダー ウルトラフィネスの製品画像

モデル名型番レングスパワーライン適正
バグレイダーHGCS-66LXF6’6″Light Ex.Fast4〜8lb
スラックシェイカーHGCS-65LR6’5″Light Regular3〜6lb
ラピッドフッカーHGCS-63LF6’3″Light Fast3〜6lb

サイドワインダー ウルトラフィネスは、サイドワインダー系から派生したライトリグ特化のフィネス専用シリーズです。激化するタフフィールドで「いかにして食わすか」という問いに向き合うために生まれた、スペシャルな立ち位置のロッドといえます。

ブランクには24t+30tグラファイトのコンポジットを採用し、2.5〜3lbの細いラインを扱う繊細なフィネスを、緻密なロッドワークで操れるよう設計されています。軽量かつ高感度な仕上がりが、わずかな違和感も逃しません。

スレ切ったハイプレッシャーフィールド(釣り人が多く魚が口を使いにくい釣り場)で、難しい1匹に口を使わせたい場面で頼りになります。フィネスでありながら、サイドワインダーらしい掛けてからの強さも備えています

ラインナップは、汎用性の高い「バグレイダー」、軽量リグ向きの「スラックシェイカー」、ショートレングスの「ラピッドフッカー」で構成されます。タフコンディションを攻略したいテクニカル志向のアングラーにぴったりのサイドワインダーです。

ヒュージカスタムシリーズ(怪魚・ビッグゲーム)

ヒュージカスタムは、記録級バスから世界の怪魚、さらにはソルトの大型魚までを対象とする、パワー最重視のモンスターロッド群です。”感度よりパワー、軽さよりトルク”という思想で貫かれ、巨大魚のパワーに屈しない強さを徹底追求しています。本家フラッグシップのヒュージカスタム、ソルト特化のビッグゲームシリーズ、携行性に優れた2ndラインのジェノマを掲載します。比較表のあと、各シリーズを詳しく見ていきます。

シリーズ名ターゲットスタイルレングス範囲パワーレンジモデル数
ヒュージカスタム怪魚・ビッグバスフラッグシップ6’0″〜8’1″X-H〜XXX10機種
ビッグゲームシリーズGT・マグロ・アカメソルト特化7’3″〜8’6″XH〜XXXX11機種
ジェノマ怪魚・ビッグベイト2ndライン/パック5’8″〜9’0″X-H〜XXX8機種

ヒュージカスタム

ヒュージカスタムの製品画像

モデル名レングス種別パワーピース数
H3S-81RF8’1″ベイトXXX-Heavy1
H2N-77R7’7″ベイトXX-Heavy4
H3S-76RF7’6″ベイトXXX-Heavy1
HS1N-76R7’6″スピニングX-Heavy4
H2S-75RF7’5″ベイトXX-Heavy1
H3S-73RF/FE7’3″ベイトXXX-Heavy1
HS1N-66R6’6″スピニングX-Heavy3
H2N-64R6’4″ベイトXX-Heavy3
H3N-62F6’2″ベイトXXX-Heavy1
H1N-60R6’0″ベイトX-Heavy3

ヒュージカスタムは、「狩猟用スペックを搭載したモンスターロッド」を掲げる本家フラッグシップです。記録級バスにとどまらず、世界各国のあらゆる巨大魚をターゲットにした怪魚ハンティング専用設計で、depsのパワー思想の頂点に立つシリーズといえます

設計の核にあるのは「感度よりパワー、軽さよりトルク」という割り切りです。巨大魚のパワーに絶対に屈しないパワーブランクを土台に、T-MNSTトップガイドやダブルラッピング、スパイラルガイドシステムで極限の曲がりに耐える強さを確保しています。

ピラルクやパプアンバスといった超大型魚から、ヘビーカバーのデカバスまで、規格外のターゲットと真っ向勝負する場面で力を発揮します。足場の悪いショアやボートの狭いスペースにも対応できる構成です。

ラインナップは、1ピースの「H3S-81RF」(8’1″)やマルチピースの「H2N-77R」など、レングスとピース数を幅広く揃えています。巨大魚やビッグベイトゲーム、海外遠征に本気で挑むアングラーのためのヒュージカスタムです。

ヒュージカスタム ビッグゲームシリーズ

ヒュージカスタム ビッグゲームシリーズの製品画像

モデル名種類レングスターゲットルアーウェイト
MONSTER TUNA-753XXXXTUNA7.5ftマグロMAX250g
TUNA-783XXXTUNA7.8ftマグロMAX250g
TUNA-743XXXTUNA7.4ftマグロMAX250g
TUNA-733XXXTUNA7.3ftマグロMAX250g
MONSTER GT-784XXXGT7.8ftGTMAX250g
GT-864XHGT8.6ftGTMAX180g
GT-824XHGT8.2ftGTMAX180g
GT-794XXGT7.9ftGTMAX200g
GT-784XHGT7.8ftGTMAX180g
LTS-802XXXAKAME8.0ftアカメ10〜25oz
LTS-752XXAKAME7.5ftアカメ2〜12oz

ヒュージカスタム ビッグゲームシリーズは、ソルトの大型魚に特化した怪魚ロッドシリーズです。「デカいが最強にカッコいい」を掲げ、サイズと性能美が一体になった魚種別スペシャルロッドとして展開されています

GT・マグロ・アカメといったターゲットごとに、ブランクとパワーを最適化しているのが特徴です。マグロモデルは200kg超のクラスを想定し、MAX250gのプラグとPE12号クラスにも耐える強靭さを持ちます。チタンやステンレスの耐食パーツ、専用ジョイント機構を備え、過酷なソルトシーンに対応します。

オフショアで規格外の大物と渡り合う、ハイレベルなビッグゲームの現場で真価を発揮します。マルチピース構造を採るモデルが多く、遠征先まで持ち運びやすい点も実戦的です

ラインナップは、TUNA・GT・AKAMEの3カテゴリーで構成されています。オフショアで規格外の大物を狙うエキスパートのためのヒュージカスタム ビッグゲームシリーズです。

ヒュージカスタム ジェノマ

ヒュージカスタム ジェノマの製品画像

モデル名レングス種別パワーピース数
HGS1-90R9’0″スピニングX-Heavy4
HGT2-75S7’5″ベイト(グラス)XX-Heavy4
HG2-70R7’0″ベイトXX-Heavy4
HGT2-66S6’6″ベイト(グラス)XX-Heavy3
HG3-65F6’5″ベイトXXX-Heavy3
HG3-63RF6’3″ベイトXXX-Heavy3
HG1-61R6’1″ベイトX-Heavy3
HG2-58RF5’8″ベイトXX-Heavy3

ヒュージカスタム ジェノマは、2010年から続くヒュージカスタムの遺伝子を受け継ぐ2ndラインです。本家のパワー思想はそのままに、より手に取りやすく、持ち運びやすいパックロッドとして再構成されています

最大の持ち味は携行性です。フィールドに合わせたレングスとマルチピース化により、スーツケースに収納できる仕舞寸法を実現しています。たとえば「HG2-70R」は575mmまで仕舞える4ピース仕様で、飛行機を使う遠征でも荷物を選びません。

アマゾンからアジア、豪州、北欧まで、世界各地の怪魚を1シリーズで狙えるオールラウンダー設計です。グラスコンポジットモデルも用意され、低弾性グラスの粘りとカーボンのパワーを釣りに応じて使い分けられます。

ラインナップは、ベイトを中心にグラスやスピニングを加えた構成です。国内外の怪魚やビッグベイトゲームをこれから始めたい人や、移動の多い遠征派にも選びやすいヒュージカスタム ジェノマです。

琵琶湖特化のスペシャルシリーズ

このカテゴリーは、サイドワインダーやヒュージカスタムとは別軸で、琵琶湖をホームとするフィールドやプロデューサーに特化したシリーズ群です。釣法ごとの精密な操作性を突き詰めたゲインエレメントと、1本で幅広くこなすアンエクスプロードを掲載します。比較表のあと、それぞれの特徴を紹介します。

シリーズ名プロデューサーコンセプト種別レングス範囲モデル数
ゲインエレメント琵琶湖特化・精密操作ベイト/スピニング6’5″〜7’4″10機種
アンエクスプロード山田祐五遊撃・高汎用1本ベイト7’0″1機種

ゲインエレメント

ゲインエレメントの製品画像

モデル名レングス種別パワールアーウェイト
GE-74HRF7’4″ベイトHeavy3/8〜2.5oz
GE-71MHR7’1″ベイトMedium Heavy3/8〜2oz
GE-610MR6’10”ベイトMedium1/4〜3/4oz
GES-69MHF6’9″スピニングMedium Heavy1/8〜3/4oz
GE-68MHR6’8″ベイトMedium Heavy3/16〜1oz
GE-67M+R6’7″ベイトMedium+3/16〜3/4oz
GE-66MH+R6’6″ベイトMedium Heavy+3/8〜1.5oz
GES-66MLS6’6″スピニングMedium Light1/8〜3/8oz
GES-65LR6’5″スピニングLight1/32〜1/4oz
GES-65MLF ST6’5″スピニングMedium Light1/16〜1/2oz

ゲインエレメントは、ピンスポットへのアプローチ精度と繊細な操作性を兼ね備えた琵琶湖特化シリーズです。「ピンスポットへのアプローチが決まってこそ釣果につながる」という哲学のもと、1投の精度にこだわって設計されています。

ショートディスタンスでもルアー性能を引き出せる設計が特徴で、スイミングジグやダウンショット、ラバージグ、ビッグベイト、シェイキングといった季節ごとのテクニックに最適化されたモデルを揃えています。薬指と小指に力が入りやすいグリップや、リールシート側へ寄せたガイドセッティングが、ロッドとラインの一体感を高めます。

琵琶湖の年間を通じた強い釣りに対応し、春から冬まで状況に応じて1本を選び込めるのが強みです。テクニックを細かく使い分けたいアングラーほど、ゲインエレメントの作り分けの妙が活きてきます。

ラインナップは、ヘビーバーサタイルの「GE-74HRF」からライトなスピニングの「GES-65LR」まで、ベイトとスピニングを幅広く展開しています。琵琶湖をはじめとするフィールドで釣法を使い分けたいアングラーに向いたゲインエレメントです。

アンエクスプロード

アンエクスプロードの製品画像

項目内容
モデル名遊撃 UEB70
型番UEB70
レングス7’0″(ワン&ハーフ)
適正ルアーウェイト100g
自重178g

アンエクスプロードは、プロアングラー山田祐五氏がプロデュースする”遊撃”ロッドです。ブランド名は「未開拓の領域」を意味し、指針のない道を自ら切り開くアングラーへ向けて生み出されました。

主軸となる「遊撃 UEB70」は、100g前後のルアーを最適とするレギュラーテーパー寄りのブランクを採用しています。178gという軽さとショートな7’0″設計により、ビッグベイトからフィネスまで1本で幅広くこなす高次元の汎用性を備えます。

ノーシンカージャークやテキサスリグ、スイムジグ、スピナーベイト、ビッグベイトゲームまで、釣り方を選ばず対応できるのが持ち味です。年間300日以上を費やす”北の鉄人”山田祐五氏の経験が、扱いやすさと対応力の両立に注ぎ込まれています。

1本で多彩な釣りを攻略したい欲張りな1日にこそ応えてくれます。手持ちを絞りつつ幅広い釣りを楽しみたいアングラーに寄り添う、懐の深いアンエクスプロードです。

depsのロッド選びのまとめ

この記事では、depsのロッドの特徴やブランドの歴史、独自テクノロジーをわかりやすく解説し、サイドワインダー系・ヒュージカスタム系・琵琶湖特化系の全シリーズを比較してきました。いずれのシリーズも”掛けたら獲る”というパワーゲーム志向で貫かれているのが、depsのロッドの一貫した魅力です

選ぶときの近道は、「どんな魚をどう獲りたいか」をはっきりさせることです。バスを本気で狙うならサイドワインダー、世界の怪魚やソルトの大型魚に挑むならヒュージカスタム、琵琶湖で釣法を使い分けたいならゲインエレメントやアンエクスプロードと、目的から逆算すると候補が絞り込めます。入門からエキスパートまで段階的に選べる幅も、depsの懐の深さといえます。

シリーズとモデルの違いがわかれば、あとは自分の釣りに合う1本を選ぶだけです。この記事が、depsのロッド選びで自分にぴったりの相棒を見つける参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころから釣りを楽しんできた経験から、複数ブランドのロッドやリールなどのタックルを実際に購入して使い比べてきました。各アイテムの機能や選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『釣りナビ』を運営しています。

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